化粧水は最も重要だと

化粧をする前のスキンケアは大切ですが、その中でも化粧水は最も重要だと言っていいと思います。肌に水分がないと、化粧が崩れたりシワができたりします。洗顔後の肌は、皮脂が取り除かれているため、乾燥した状態になっています。そのため、化粧をする前に化粧水をたっぷりつけて水分を補うことが必要です。化粧水を手で塗る方も多いと思いますが、手で塗ると化粧水が手に吸収されてしまうので、肌全体に塗る場合はコットンを使用するとよいでしょう。
コットンに化粧水を含ませたら、顔全体にパッティングします。特に、目の下、目尻、口の端はよく動く部分であり、化粧崩れしやすいので、時間をかけて保湿しましょう。
Tゾーンは皮脂の分泌が多いと言われていますが、メイクが落ちないようにコットンの反対側を使って皮脂を拭き取るのがポイントです。コットンでしっかり肌に水分を与えた後も、手のひらで包み込むようにして水分を閉じ込めると完璧です。
化粧水をしっかり肌に染み込ませてからメイクをすることで、その後の化粧ノリが全然違いますし、メイク後の化粧崩れのしにくさにもつながります。せっかく化粧をしたのに、昼には崩れてしまっては意味がありません。
日焼けは、さまざまな肌トラブルを引き起こすと言われています。例えば、シミやシワの原因になったり、肌の乾燥につながったりします。また、老化を早めるとも言われているので、日焼け止めのケアはしっかりとしなければなりません。メイクをする前に日焼け止めを塗るのは、少し面倒に感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、最近ではUV効果のある化粧下地クリームや、UV効果もあり日焼け止めの役割も果たしてくれるファンデーションも販売されています。そのため、紫外線を防ぐためには、メイクの前にUVカット効果のあるものを塗ることを忘れないようにすることが大切です。
一度にたくさん塗るのではなく、少量ずつ重ね塗りして塗り残しがないようにするとよいでしょう。また、日焼け止めは頬やおでこに念入りに塗りがちですが、実は鼻や頬の少し高くなった部分が一番日焼けしやすいので、この部分にも念入りに塗ることが必要です。
日焼け止めはメイクと同様、汗や皮脂で落ちやすいので、紫外線を浴びる機会が多い方は、何度も塗り直すとよいでしょう。
化粧で紫外線を防いでも、紫外線は目から入ってくるので、サングラスをかけるなどして、日常生活でもスキンケアを心がけましょう。